
今回は、「初心者向けに、ゴルフスコアの基本と打数の簡単な数え方」を解説していきます。

こんな疑問に答えていきます。
特に初心者ゴルファーの頃は、そもそもラウンドするのが精一杯で自分のスコアを数える余裕すらなかったりしますよね。
結論からいうと、ゴルフスコアの簡単な数え方は下記の2つになります。
ポイント
- パット数とショットを分けて考える
- 簡単なペナルティーの付け方
上記の2つを意識すれば、簡単にスコア(打数)を数えることができるようになるので、ラウンド中に迷うことなく冷静に対処できます。
まず初めに、ゴルフスコアの基本的なことから順に解説していきます。
ゴルフスコアの基本

ゴルフコースの多くは、1〜9ホール(OUT)・10〜18ホール(IN)の合計18ホールで構成されており、その全てをプレーをすることで1ラウンドが終了します。
※ コースによって、西や東などそれぞれ名前がついている場合があります。
プレー中は、毎ホール終了後のカートなどでの移動中にスコアを記入することになります。
基本的なコースの形は、
- ショート(パー3)が4ホール
- ミドル (パー4)が10ホール
- ロング (パー5)が4ホール
の合計18ホールでパー72になります。
まれにショートホールが多くあったりで、パー71や70などがあります。
スコアの合計で勝敗を競うゲームになっており、よりスコアが少ない方が勝ちになります。
ゴルフスコアの呼び名
普段ラウンドをする時などによく使うゴルフスコアの呼び名を覚えておきましょう。
すぐ慣れるので心配いりません。

パーティーやイーグルなどは聴き慣れた呼び名ですが、クワドラブルボギー(+4)ぐらいになるとほとんど誰も使わないので、頭に入れておく程度で大丈夫です。
なのでスコア申請の時には、+4(フォーオーバー)や打数をそのまま伝えればOKです♪
※ 例えば、ロングホール(パー5)の+4なら9打になります。
スコアカードの記入例

画像の場合は左に自分のスコアを記入していきます。
青文字で書かれている数字がハーフ(9H)の合計になっており、ハーフ2つの合計が赤文字の部分です。
小さい数字はパット数のことで、絶対に記入しないといけない訳ではないですが、その日の自分の合計パット数がわかるので書くことをおすすめします。
イーグル | ◎ |
バーディー | ◯ |
パー | ー |
ボギー | △ |
ダブルボギー | □ |
トリプルボギー | +3 |
他にも、◯や△などの記号で書く場合もありますが、基本的には上記のやり方でOK!
スコアカードに記入することが減りつつある
上記でスコアカードの記入例を説明してきましたが、徐々にスコアカードに記入することが実は減ってきています。
というのも最近では、技術の進歩によりスマホのアプリでスコアを記入することができます。
便利なので、よかったら使ってみてください。
さらに、コースを移動するカートにタブレットがついていて、そこでスコアを入力することもできます。
ここ2〜3年でだいぶ普及したように思えますが、ゴルフの基本なので記入の仕方は覚えておいて損はないです。
便利になるのはいいことですが、ゴルフの醍醐味だったりもするので、少し寂しくも思えますね。
ゴルフスコア(打数)の簡単な数え方

冒頭でもいいましたが、ゴルフスコア(打数)の数え方は2つあります。
- パット数とショットを分けて考える
- 簡単なペナルティーの付け方
順に説明していきますが、ここまで読んでくれた方はスコアについて大体理解しているかもしれませんね。
パット数とショットを分けて考える

先ほどのスコアカードで説明します。
例えば、1番ホールの結果は5打でしたがパット数が2打ですよね。
この場合、「3オン2パット」になります。
※ 3オン・・・3打目でグリーンオンのこと
続いて、2番ホールの結果は4打でしたがパット数は1打ですよね。
この場合、「3オン1パット」になります。
このように、「グリーンオンするまでの打数」と「パット数」を分けると数えやすいですよ。
簡単なペナルティーの付け方
OBになったときのパターンは2つあります。
ティーショットでOBになった場合
プレーイング4がある場合は、前進ティから4打目としてプレーを再開します。
前進ティがない場合は、3打目として再度ティーショットを打つことができます。(1打罰)
※ 2019年のルール改正により、ティーショットでOBになってしまった地点の近くに救済エリアを確定して、ドロップすることができ、4打目からプレーを続けることができます。
2打目以降でOBになった場合
1打罰になります。よくあるのが、
「OBは2打罰だよ」
「最後に2つ足せばいいよ」なんて聞くことがあります。
確かにスコア的には同じなんですが、この考え方だとスコア計算の時に混乱する原因になります。
例えば、2打目でOBになってしまった場合に、この2打目を数えるのか、数えないのか。
わからなくなる事があります。
なので、OBやロストボール、ペナルティーエリアの場合も1打罰と覚えておきましょう。
※ 2打罰の場合もありますが、「まとめ」の方に詳しく書いてあります。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
初心者の方向けに、ゴルフスコアの基本と打数の簡単な数え方を解説しました。
もう一度確認しましょう。
- パット数とショットを分けて考える
- 簡単なペナルティーの付け方
この2つですが、「グリーンオンするまでの打数」と「パット数」を分けると数えやすいですよ。
そして、ティーショットでOBになった場合は1打罰ですが、プレーイング4で前進ティから4打目としてプレーを再開できます。
2打目以降でOBの場合も1打罰になります。(OBを打った1打+1打罰)
これまで数え方の基本を解説しましたが、OBやペナルティーエリアの事をもっと詳しく知りたい方はこちらも合わせてどうぞ。
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ではまた!!