今回は、スコア90切りの割合と方法を4つのポイントで解説していきます。
最近はゴルフスコア90切りを狙っているけど、結局いつも100前後になってしまう...
何かいい方法はないのかな〜?
こんな疑問に答えていきます。
なかなかスコア90切り(80台)は難しいですよね。
それもそのはず、スコア90を切れる割合はゴルフ人口のわずか15%ほどなので、普通に上級者ゴルファーになります。
といってもすでに100切りを達成しているあなたは、スキル的に90を切ることは確実にできます。
では、90を切れない方に足りないこととは「コースマネジメントとミスの確率」が大半なので、下記の4つを意識するとスコアは確実に伸びますよ。
4つのポイント
- 基本3オン2パットのイメージでラウンドする
- コースマネジメントを徹底する
- ミスショットが出たらすぐに原因を突き止める
- 大事なのはグリーン周り
この4つを深掘りしていく前に、スコアの確認からみていきましょう!
スコアの確認
18ホール全てでオールパーならスコア72ですよね。
オールボギーでスコア90になります。
つまり、90を切ろうと思うとオールボギー以下におさめないといけません。
ここが100切りと90切りの大きな違いで、100切りはボギーを狙いつつ、半分ダボ(ダブルボギー)でも大丈夫なんですよね。
単純計算ですが、18ホールのうち9ホールはダボでもいいのは、気持ち的には余裕があると思います。
てことは、パーも取らないといけませんが、正直ダボをひとつも取らないのはわりと難しいので、パーを5つくらい取れると結構楽です。
OBを打ってしまうと、大体ダボ以上になってしまうので。
オールボギーを狙いつつ、パーを取りに行くイメージで大丈夫です。
仮にオールボギーでラウンドできる実力があるなら、パーを取れるチャンスはいくらでもあります。
90切りの4つのポイント
「オールボギーを狙いつつ、パーを取りにいく」というのが分かったところで、90切りの4つのポイントについて解説していきます。
4つのポイント
- 基本3オン2パットのイメージでラウンドする
- コースマネジメントを徹底する
- ミスショットが出たらすぐに原因を突き止める
- 大事なのはグリーン周り
では、順に解説していきます。
基本3オン2パットのイメージでラウンド
90切りのために大切なのは、いいスコアを狙いすぎないことです。
強気でパーを取りに行くのもいいですが、無謀な挑戦によりミスをしてしまうことはいくらでもあります。
先ほどもいいましたが、ボギーを狙えばいいのです。
「ミドルホールは3オンでいい」と思えば気持ちは楽だし、2打目でグリーンオンしたらラッキーだなくらいでいいです。
簡単なコツは、
- パーを狙うよりダブルボギーを取らないこと
- 1パット目で入らなくてもいいのでとにかく寄せること
攻めのゴルフではありませんが、90を切ったことがないならこれで90は切れるはずです。
さらにですが、ダブルボギー以上を叩かないなら普通に80前半も見えてきます。
コースマネジメントを徹底する
続いて90切りに必要なことはナイスショットではなく、常に次が楽に打てるかを考えます。
要はリスクを徹底して減らす。
例えば、
- フェアウェイバンカーやハザードを避ける
- 無理に狙わずに確率の高いショットを選ぶ
- 狭いホールではドライバーを握らない
- 残りの距離を把握しておく
- 同伴者の打ったボールを参考にする
これらを意識しながらプレーをすると、コースマネジメントがしやすくなるのでおすすめです!
「ティーショットではドライバーを握る」などの固定概念は無くし、狭いホールや距離に短いホールではアイアンでも2オンや3オンは可能です。
ミスショットが出たらすぐに原因を突き止める
ラウンドをしていると突然にミスショットが出始めたりしますよね。
ダフリやトップ、ひっかけなどでスコアを落として100すら切れないこともよくあります。
慣れてくれば、ラウンド中のミスショットの原因はわかるものですが、最初のうちはわかりませんよね。
なので、自分のミスショットの原因パターンをクラブ別で頭に入れておくことが重要です。
ドライバーのミス
ドライバーでスライスが続く場合の原因は、
- 身体が開いて振り遅れ
- 振りすぎている(力み)
- 激しい体重移動(スウェー)
などを疑ってみてください。
続いて、ドライバーでフックが続く場合の原因は、
- 身体が起き上がっている
- 振り切れていない
- フェースが閉じている
さらに言えば、正しいアドレスができていないことも原因の一つで、構えた時にピン方向を向いているかなども確認してください。
アイアンのミス
アイアンのダフリやトップの原因は、
- 正しいアドレスができていない
- 振りすぎている(力み)
- 身体で振れていない
- ヘッドアップしている
などですが、ダフリやトップの原因は同じです。
もっと詳しく知りたい方はこちらも確認してみてください!
アプローチのミス
アプローチのよくあるミスは、アイアンと同じくダフリやトップですよね。
なので原因もほとんど同じですが、アプローチで注意しておきたいことがあります。
短い距離のプローチをするときに身体を開く人と身体を開かない人、どちらにもいえることがあります。
ダフリやトップが無くなるおすすめの方法が2種類あります。
① 初めから左足に体重を乗せておくアドレスの時点から左足に体重(右足4:左足6)を乗せておき、打ち終わるまで体重移動せずに身体の機転だけでアプローチをする方法です。
② 体重移動しながら左足に体重を乗せていくアドレスの時点の右足と左足の体重比率は(5:5)です。
テークバックをして、切り返す時からインパクトまでに左足に体重を乗せていく方法で、インパクト時の体重比率は(右足4:左足6)になります。
もちろん過度な体重移動はNGで軸を意識しながら身体を残します。
どちらもおすすめのやり方ですが、私自身は②のやり方でアプローチをしています。
好みもあるのでやりやすい方法を探してみてください。
大事なのはグリーン周り
当たり前のことですが、ドライバーの1打もアプローチやパターの1打も同じ1打です。
いくらティーショットで距離を稼いでも、グリーン周りで下手なことをしていてはスコアは伸びない。
つまり、結局最後はグリーン周りのアプローチやパターがとても重要で、90を切れない人がグリーン周りの練習を疎かにしていることが多いです。
逆にいえば、グリーン周りに対応がしっかりできてるのなら、スコアは確実にまとまります。
なので、グリーン周りでスコアがまとまるコツを紹介していきます。
パターは1〜2打までに抑えよう
ですが、パターが苦手な人はそう簡単に言われても...と思うはずです。
私自身もそうですが、とにかくパターが苦手でした。
なかなかパッティングの練習をする機会がない中で、私がした対策は下記です。
パターが苦手ならアプローチでカバーしよう
先ほどもいいましたが、私自身パターが苦手でした。
同伴者にばかにされるくらいに。もちろん悪口ではなく冗談ではありますが(笑)
なので、無い頭で考えた結果「アプローチを極めよう」となり、アプローチを猛練習することに。
その結果、「得意なのはアプローチ」といえるくらいにまでなりました。
つまり、「苦手なことがあるなら他でカバーしよう」ということです。
もちろんパターだけに限らずですが、これだけでも90切りは達成できますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「スコア90切りの割合と方法を4つのポイント」について解説しました。
100切りができていて、90を切れていない方のほとんどはミスが多いだけで、90を切れる実力はあります。
なので、先ほどの戦略4つのポイントをもう一度確認してみましょう。
ポイント
- 基本3オン2パットのイメージでラウンド
- コースマネジメントを徹底する
- ミスショットが出たらすぐに原因を突き止める
- 大事なのはグリーン周り
この4つを意識するだけで90切りは誰でも達成できます。
あとは緊張せずに落ち着いてプレーをすることを意識すれば、さらにスコアは伸びるはずです!