今回は、ゴルフ初心者向けに打ちっぱなし練習場で練習する時に意識しておきたいことを5つのポイントで解説していきたいと思います!
ゴルフ経験者なら誰もが行ったことがある打ちっぱなし練習場ですが、皆さんは練習をする上で意識していることはありますか?
多くの方は、
- ただ漠然とボールを打っている
- 飛距離を気にしてフルスイング
こんな感じだと思います。
何も意識せずにただ漠然とボールを打つだけでは、ゴルフを上達させるのは難しいです。
私もゴルフを始めた頃は同じことをしていて、なかなか上手くならなかった...
なので、これからゴルフを始める方や、初心者ゴルファーの方に同じ思いをして欲しくないので、打ちっぱなし練習場で意識しておきたいことを5つだけでいいので覚えていってくれたら嬉しいです!!
こんな方におすすめ
- 練習をしてても上達が遅い気がする
- 練習方法がわからない
- 練習場のルールやマナーも抑えておきたい
忘れないで! 練習前の大事な準備運動
ゴルフに限らずスポーツならなんでも同じですが、練習前の準備運動はとても大事です!
意外と準備運動をしない方も多いですが、なめていると危険ですよ!!
普通に怪我をします!
私も腰と背中をやりました!(笑)
3週間ほど練習できずに悲しい思いをしたのを覚えていますが、我慢できなかったので痛みと戦いながらアプローチの練習をしていました!(多分よくない)
私みたいに悲しい思いをしたくないなら、練習前にはしっかり準備運動をしましょう!!
身体全体をほぐそう
ゴルフに限らずですが、身体全体を使うので全身をほぐしていきましょう。
特に注意しておきたいのが、手首や足首、腰や肩と背中ですね。
まあほぼ全身なんですが(笑)
ゴルフは上半身と下半身のねじれが起こるスポーツなので、腰や背中は怪我をしやすいです。
私がよくやるのは準備運動をした後に左腕だけでクラブ(アイアン)を持ち、素振りをします。
この時に腕だけで振るのではなく、全身でクラブをひっぱるように素振りをしていきます。
そうすることにより、左腕だけでは振りにくいのでクラブをひっぱる感覚も理解することができます!
特に気をつけたいのが冬の季節
特に気をつけてほしいのは寒い冬です。
筋肉が冷えて柔軟性も低くなっているので、肉離れなどの怪我につながります。
なので入念な準備運動と素振りをしっかりしてゆっくり練習していきましょう!
ちなみに、暖をとるためにアウターなどを重ね着するのは少なからずスイングに影響が出てしまうので、おすすめは暖かいインナーを着ることです!
その日の練習テーマを決めよう
その名のとおりゴルフの練習をする場所なので、ただなんとなく気持ちよくボールを打つことに満足していると、上手くなるのも遅くなってしまいます。
なので練習する時には、例えばですが、下記のようなテーマを決めましょう。
- ダフリやトップなどのミスショット改善
- スライスの改善
- 飛距離アップの練習
などなど。
スライスの改善をするにもフェースの開きなのか、身体が開いているのかなどの原因を理解してから練習をすると、より具体的なので上達が早くなります!
効率的な練習方法
効率的な練習方法は5つあります!
それは、
ポイント
- 軽く打つことから始めよう
- マットなどの目印は気にしない
- 狙う対象を決める
- ラウンドを意識した練習
- スマホを活用した上達法
この5つを解説していきます。
軽く打つことから始めよう
練習場に行くと一発目から普通に打ってしまいがちですが、まずは素振りから始めることは大前提です。
次に、ウェッジでアプローチの練習など徐々に感覚を掴んでいくことが望ましいです。
僕がよくやるのは、「準備運動→素振り→アプローチ→ハーフスイング」の順番で徐々に身体に慣れさせます。
この時だいたい10分ほど時間をかけます。
マットなどの目印は気にしない
練習場では、練習マットがあるので、身体やアドレスで目標方向を向きやすいです。
ですが、それを目印にするのはあまりよくありありません。
たまにフォームの確や身体の向きの確認ならいいですが、練習中ずっと気にするのは危険!
なぜなら、ラウンド中は身体の向きを確認することはできないからです。
当然といえば当然ですが、実はこれかなり恐ろしいです...
目標方向とアドレスの向きが違えばボールの位置も変わってしまい、ひっかけやシャンクなどのミスショットが続きます。
恐ろしいことに、アドレスをしている本人はわからない場合が多く、ゴルフ経験が豊富な方なら同じミスショットが続くので、そこでやっと気づきます。
いや〜思い出しただけでも恐ろしい...
私も初心者の頃は原因もわからずこれで悩みました。
「練習場ではドライバーが打てるのに、ラウンドにきたらなぜかボールをかすめることしかできない...」
そうです、原因はとても大事な「アドレス」だったのです。(目標方向より右に向いていた)
そうとも知らず、当時のアホな僕は練習場のマットを気にしすぎていたみたいです。
なので極力、マットの目印を気にするのはやめましょう。
狙う対象を決める
先ほどの話にもつながりますが、アドレスが大事なのはわかったかと思います。
では次に、狙う対象に対しアドレスをして打ってみてください。
そうすれば、方向感覚が鍛えられラウンド中のアドレス方向のミスは激減します。
この時に意識しておきたいのは、前後の距離感より左右のズレが重要です。
左右のズレは最小限に抑える練習をしておくと、上達が早くなります。
なので、10〜100ヤードくらいのアプローチや150ヤードのアイアンなど細かく狙う対象を決めて左右のズレを意識しながら練習しましょう!
前後の距離感は左右のズレを意識しているうちに、自然と距離感がわかってくるはずです。
ラウンドを意識した練習
続いて、身体が暖まってきたらラウンドを意識して打つ練習をするといいですよ!
ティーショット、セカンド、アプローチの順番で練習すると同じクラブで打つことがないので、また違った感覚で練習することができます。
ちなみにですがアプローチなどのグリーン周りの練習は特に意識しながら、いろいろな距離を練習すると簡単にスコアも良くなります!
スマホを活用した上達術
練習に行く時に、友達や同僚、上司などが一緒の場合はスマホのカメラ機能を使いスイングの動画を撮ってもらいましょう!
特におすすめなのは動画の「スロー機能」で撮ることです。
普段は速くて見ることができないスイングもスローで撮れば細かい部分も確認することができます!
正面から撮る場合は、
ポイント
- スウェーをしてないか
- トップでオーバースイングしていないか
- コックは解けていないか
- ハンドファーストでインパクトできているか
などを意識してみましょう!
後ろから撮る場合は、
ポイント
- 前傾姿勢は保たれているか
- スイングプレーンに乗っているか
- トップで左手首が甲側に折れていないか
- アウトサイドから降りてきていないか
などを意識してみるといいですよ!
便利な世の中になりましたね!
練習をルーティン化させよう
皆さんはどれくらいの頻度で練習をしていますか??
月に一回の方もいれば、週に1〜3回の方もいると思いますが、ゴルフを始めたばかりの初心者の方は最低でも週に1回は練習したほうがいいです。
なぜなら、
ゴルフは再現性を求められるスポーツだからです。
頭でスイングを考えているうちは意識したいことを忘れがちなので、ひとつずつ身体に覚えさせる必要があります。
なので練習の期間が空いてしまうと、「どうやってやるんだっけ...??」となり、思い出しているうちに練習の時間はなくなっていきます。
練習をルーティン化させるコツは、
- ◯曜日は練習に行く日と決める
- 友達やど同僚などを誘う
- 無理のないペースでゴルフを楽しむ
これらを意識していれば、自然に練習に行く習慣ができるのでおすすめです。
とはいえ練習をやりすぎてもNGなので、ほどよく気楽に練習かできるといいですね!!
練習場でやってはいけないこと
ゴルフは紳士のスポーツなので、打ちっぱなし練習場でも守っておきたいルールやマナーが2つあるので紹介しておきます。
- 周りに迷惑をかけない
- 練習場の禁止事項
知らないうちにルールやマナー違反をしてしまうことがないように、ここでしっかり抑えておきましょう。
周りに迷惑をかけない
練習場はゴルフ場とは違うとはいえルールやマナーにうるさい人がいるのも事実です。
例えば、
注意ポイント
- 打席で友達などと騒がしくしてしまう
- 大きい声で電話をしてしまう
- 禁煙エリアでの喫煙
- ゴミなどの放置
これらは練習場やゴルフ場だけでなく、社会人の基本的なルールでもあるので常に意識しておくとバッチリですね!
練習場の禁止事項
練習場それぞれに禁止事項は必ずあるので、確認しておきましょう。
よくある禁止事項は、
注意ポイント
- 通路や打席以外での練習や素振り
- 通路ではなく打席間での移動
- クラブや私物などが飛んでしまった場合に自分で取りに行くこと
- 時間貸しなどでのボールの貯め込み
特にクラブや私物が打ち出し方向に飛んでしまった場合に自分で取りに行くのは大変危険なので、必ず係員に申し出るましょう。
できれば経験者の方と行くのが望ましいので、いろいろルールやマナーを聞いちゃいましょう!
最低限のルールやマナーを守っていれば、危険なことはほとんどないので周りに迷惑をかけずにゴルフを楽しむことができます。
これであなたも紳士なゴルファーの仲間入りです!
まとめ
打ちおっぱなし練習場で意識しておきたいことがわかったかと思います。
もう一度簡単に確認しておきましょう。
- 練習前の準備運動をしよう
- その日の練習テーマを決めよう
- 効率的な練習方法をしよう
- 練習をルーティン化させよう
- 練習場のルールやマナーを抑えておこう
これらを意識するだけで上達速度が断然変わっていきます。
コツとしては自分のスイングのダメな部分を理解し、改善していくことです。
ひとつずつ丁寧に直していくことがポイントで、ダメなところ全てを直そうとすると、訳がわからなくなってしまうので注意しましょう!